こんにちは、ゆる主婦モコです。
伊勢神宮、内宮周辺にある猿田彦神社に開運祈願に行ってきました。
この記事では「猿田彦神社」についてご紹介します。
猿田彦神社
伊勢神宮の内宮から歩いて行ける場所にあります。
天孫臨終の案内役を担った物事をいい方向に導いてくれる道開きの神「猿田彦大神」を祀る猿田彦神社。
瓊瓊杵尊を高千穂へとみちびいたのが猿田彦大神。
瓊瓊杵尊のお供として天から降りてきた天宇受売命(あめのうずめのみこと)と夫婦になったと言い伝えられています。
その後はこの伊勢の地を本拠地として夫婦で国土開拓の指導を行なっていたとか言い伝えがあります。
そのような功績により、猿田彦大神は「物事の始まりの際に『道標』となってくれる神様」であると、信仰されるようになったのです。
猿田彦神社を訪れた際は、まずは本殿にいらっしゃる猿田彦大神にここまでみちびいていただけたことを感謝しましょう。
境内には芸事の神社を祀り著名人からの信仰もあつい佐瑠女神社(さるめじんじゃ)があります。
多くの参拝者が訪れる伊勢屈指のパワースポットで開運をお参りをします。
(入庫30分は無料)
猿田彦大神を祀る本殿
本殿は「さだひこ造り」と呼ばれる二重破風の妻入造を施した独自の建築様式です。
八方位を示す八角形の柱が随所で使われています。
芸能上達と縁結びの神様 佐瑠女神社(さるめじんじゃ)
神楽を舞った天宇受売命のし神話から芸能上達や恋愛成就に深い縁があります。
天照大御神を岩戸から出すために神楽を舞った「天宇受売命」をご祭神として祀り、猿田彦神社の本殿と向かい合うように鎮座しています。
猿田彦大神の妻でもある天宇受売命が祀られており、芸能に関するご利益があると言われています。
その理由は神話の中に隠されています。
天照大御神が岩戸に身を隠してこの世から光が失われた時、天照大御神の興味を外に向けるために舞を踊ったという物語です。
そういった理由から芸能関係の仕事に就いている人や、それを目指す人たちの参拝が多いそうです。
また佐留女神社という名前にもあるように、天宇受売命は「さるめ」と呼ばれることがあります。
それは、猿田彦大神と結婚したことで「猿の女(さるめ)」となったという諸説もあり、結婚によって男性の名前を受けるという今の結婚の形のはじまりのようにも思えます。
何だかとても仲良しの夫婦いう印象の猿田彦大神と天宇受売命。
「猿田彦大神のような素敵なパートナーに出会いたい」と願う女性が参拝に訪れることもあるそうです。
方位石(古殿地) (ほういいし こでんち)
大神の「みちひらき」の御神徳を表す八角形の石柱。
御造営まで御神座のあった神聖な場所に位置しています。
石柱が立っているその場所は、昭和11年に行なわれた御造営まで御神座があったという神聖な場所だそうです。
方角を刻んだ八角の石柱
八角形の文字盤には24方位を表す文字が彫り込まれており、決められた順位手のひらで触れると願い事が叶うといわれています。
触れる順番で変わるご利益
仕事運 亥⇒卯⇒未
金運 巳⇒酉⇒丑
家庭運 申⇒子⇒辰
人気運 寅⇒午⇒戌
さざれ石
長い年月を重ねて小石が成長しやがて大きな岩の塊になる様子が人間の成長と重なることから活躍のご利益があるといわれている不思議な石。
各地で縁起物として置かれている。国家「君が代」にも歌われています。
たから石
形が宝船に似ていることから名付けられた縁起の良い石で金運のご利益を運ぶ宝船とされています。
さざれ石と共に猿田彦神社のパワースポットとされています。
石の上に白蛇が乗っているように見えることから金運をもたらす石として知られています。
宝船と白蛇。どちらも財運を運んでくれる縁起物として信仰されてきたものです。
子宝池
池のほとりに神話の時代から絶えず継承し続けている猿田彦大神の子孫とされている宇治士公家の産霊神が祀られています。
ご祭神の子孫が祀られていることから祈願すると子宝に恵まれると言われています。
さいごに
お伊勢参りをする人々の大半が立ち寄る猿田彦神社。
最近ではご朱印がブームになっていますが、こちらでも猿田彦神社と佐瑠女神社、それぞれの御朱印があります。
猿田彦神社は道に行き詰った時や誰かに背中を押してほしい時に参拝すると、きっと力を貸してくれるはず。
お伊勢参りの際は、猿田彦大神に伊勢の地にみちびいてくださったことを感謝したいです。
この記事も読まれています
-
【二見興玉神社】縁結びと夫婦円満祈願!夫婦岩で有名な神聖スポット
伊勢神宮参拝の前に、縁結び・良縁祈願で有名な神聖なスポット「二見興玉(ふたみおきたま)神社」に、夫婦円満祈願をして来ました! 夫婦岩と二見興玉神社の場所は、三重県伊勢市二見市の二見浦(ふたみがうら)に ...
続きを見る