最近では、手軽な”◯◯Pay”と呼ばれるサービスが増えています。
特に利用度が高いのが、スマートフォンに専用アプリをダウンロードしてQRコードの読み取りにより決済を行うPayサービスです。
- キャッシュレスサービスが気になる
- 一度はPayを使ってみたい
と思いながらも、”◯◯Pay"が多すぎて違いがわからず、結局何も使ってない方も多いのではないでしょうか?
〇〇Payが多すぎてわからないけど、とりあえず普及率と還元率の観点からなんとなく PayPayとLine Payの2つだけ使用している人もいるようです。
この記事では、数多い「QRコード決済のPayの特徴やメリット」をまとめました。
誰でも使いやすい大手のpay
LINE Pay
若い人を中心に多くの方が使っている「LINE」で「LINE Pay」を使うことができます。
ほぼ毎日、お得なクーポンやキャッシュバックサービスの情報が送られてきます。
利用できる店舗が非常に多いこともLINE Payの特徴です。
銀行からのチャージができるので、クレジットカードがなくても使えるのがメリット。
LINE Payは月の利用金額によってユーザーランクが決まります。
バッジカラー | 条件(1日〜月末までに達成) | 特典 |
グリーン | 決済金額:10万円以上 | ポイント付与率2% |
ブルー | 決済金額:5万〜99,999円 | ポイント付与率1% |
レッド | 決済金額:1万〜49,999円 | ポイント付与率0.8% |
ホワイト | 決済金額:0〜9,999円 | ポイント付与率0.5% |
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PayPay
ソフトバンクとヤフーが共同で設立したPayPay株式会社が運営するサービス。
20%還元の100億円あげちゃうキャンペーンは、かなりインパクトがありましたよね。
2019年6月3日からYahoo!ショッピングとヤフオク!でのPayPay支払いに対応し、6月18日からはLOHACOでもPayPayが使えるようになります。
PayPayの支払い方法のデフォルトは、PayPay残高。
PayPay残高には、Yahoo!ウォレット経由で銀行口座からチャージが可能。
また、クレジットカードでは唯一Yahoo!JAPANカードでのチャージもできます。
PayPayを利用するなら、Yahoo! JAPANカードの利用がおすすめです。
楽天ペイ
楽天の会員情報に登録してあるクレジットカードを活用して、実店舗で決済できるスマホ決済サービスです。
クレジットカードのポイント・マイル・キャッシュバックなどに加えて、楽天スーパーポイントが0.5%貯まるのがメリット。
楽天カードを登録している場合は、通常の1%に加えて0.5%が加算され楽天ペイ加盟店でのお買い物が1.5%還元になります。
楽天ペイを活用すると、楽天スーパーポイントを貯められるのが大きなメリットです。
Apple Pay
日本で最も有名なアプリ決済サービスは、もしかしたら"Apple Pay"かもしれません。
シェア6割のiPhoneに搭載されて、ニュースなどでも大規模に報じられています。
Apple Payでは店でのお買い物の他、Suicaの利用も可能です。
apple Payはクレジットカードの登録・設定が極めて簡便なのがメリット。
その反面、使えるクレジットカードの種類・国際ブランドは限定的でややこしいところがあります。
Apple Payには、楽天ペイ・d払いのようなポイントの上乗せはありません。
Amazon Pay
Amazonのアカウントを実店舗のお買い物で利用できる決済サービスです。
クレジットカード登録された「Amazonアカウント」を持っていれば、手軽に始めることができます。
まだ実店舗で活用できるお店が少ないですが、東京を中心に広がりつつあります。
使えるお店が少ないこととわかりにくいことがデメリットですが、 そもそもAmazon pay自体はスムーズに買い物できるのがとても便利です。
携帯会社
d払い
d払いは、NTTドコモが運営しているスマホ決済サービスです。
スマホ料金支払いに合算できる「dポイント」が貯まるため、特にドコモのスマホユーザーにお得です。
ローソン、マツモトキヨシ、ツルハHDなどのリアル店舗でd払いで支払うと、200円(税込)あたりdポイント1pt還元。(還元率0.5%)
インターネットでの利用(旧・dケータイ払いプラス)は、実店舗の2倍で100円(税込)あたり1ポイントです。
Visa、Mastercardのクレジットカードが登録可。
注意点としてはドコモのクレジットカード(dカード、dカード ゴールド)だとポイント二重取りができない点です。
d払いはdポイントを貯めたい方、dポイント(期間・用途限定)をローソン・マツモトキヨシ・ツルハドラッグなどの実店舗で使いたい方に便利なスマホ決済です。
au Pay
au PAYはau WALLET アプリを利用したコード決済サービスで、スマホ1つで支払いが可能なモバイル決済手段です。
WALLETポイント、au WALLETの残高を利用できる点が、他のPayサービスにはないau PAYならではの利点です。
au PAYを利用すると、200円(税込)あたり1WALLETポイントを獲得でき、還元率は0.5%となります。
使えるお店は、まだ少ないですが今後の拡大に期待が高まります。
コンビニ系
ファミペイ(FamiPay)(2019年7月予定)
ファミペイの機能としては、買い物で使える決済機能だけではないそう。
ひとつのアプリで、
- 決済機能
- お得なクーポン機能
- ポイント機能
が使え、さまざまなサービスを1つのアプリに1本化することで便利に使えるようになります。
ファミリーマートといえば、提携しているTポイントがお馴染みですが、「ファミペイ」に関しても、Tポイントとの連携も予定しているそうです。
7pay(2019年7月開始予定)
「7pay」は、4月にセブンイレブンでの導入が発表された決済サービスで、セブンイレブンでの決済額に対して0.5%相当のnanacoポイントが貯まります。
もちろん、従来の独自電子マネーであるnanacoもそのまま利用可能ですが、100円ごとに1ポイント付与されていたnanacoポイントが、7月1日からは7payと同様に200円ごとに1ポイントに減ってしまうのがデメリット。
QUOカードPay
スマホ決済の中でも比較的新しいものが「QUOカードPay」です。
名前から想像できる人もいるかもしれませんが、QUOカードの進化版です。
QUOカードPayの場合はギフトカードのイメージなので、銀行口座とかクレジットカードとかとは関係がありません。
銀行系
ゆうちょPay
2019年5月8日にアプリのリリースがスタートした「ゆうちょPay」。
ゆうちょPayは、ゆうちょ銀行がGMOペイメントゲートウェイ社と連携して誕生したスマホ決済サービスです。
決済方法には、「QRコード」が採用されています。
ゆうちょ銀行の口座を持っていれば利用することができ、審査や年齢制限などもありません。
利用代金は紐づけたゆうちょ銀行の口座から即時に引き落とされます。
りそなPayB
りそなPayBは、コンビニ払込票のバーコードを読み取るだけで、紐づいている銀行口座から直接支払いができるスマホ決済アプリです。
りそなPayBを利用すれば、コンビニや金融機関に行かなくても税金・公共料金・通販などのさまざまな支払いをスマホ片手に決済できます。
お支払い方法はとてもシンプル。
手持ちのスマホでアプリを開きいてコンビニ払込票のバーコードを読み取り、支払い用パスワードを入力するだけなので誰でも簡単に利用できます。
利用できるのは、
- りそな銀行
- 埼玉りそな銀行
- 近畿大阪銀行
の普通預金口座を持つ個人方のみ。
YOKA!Pay(よかペイ)
YOKA!Pay(よかペイ)とは、ふくおかフィナンシャルグループの銀行である福岡銀行、熊本銀行、親和銀行が導入した九州発となるスマホ決済アプリです。
銀行Payに加入する銀行の加盟店であれば、九州以外でも利用することが可能です。
また、YOKA!Pay独自に400円につき1円のキャッシュバックサービスがあります。
はまPay
はまPayは横浜銀行が提供するスマホ決済アプリで、使い方は他者から出ているQR決済アプリと大きく変わりません。
アプリで口座管理できるのが便利。
横浜銀行と契約した加盟店を利用する時に決済が非常簡単です。
買い物した時は銀行口座から支払うスタイルなので、デビッドカードのようなイメージです。
その他のサービス
Origami Pay
株式会社Origamiが運営するサービスで、シンプルなQRコード決済サービスを利用したい人におすすめです。
2015年のリリース以降、大手ショップを始め加盟店が増え続けて全国20,000店舗以上で利用可能(2019年6月時点)。
2018年9月11日からは、ローソンでも使えるようになりました。
また、独自のオンラインショップ「Origamiマーケット」でも、Origami Payで決済できます。
ポイント還元はありませんが、提携店舗のクーポンを発行。
支払い方法は、
- クレジットカード
- デビットカード
- 銀行口座
に連携しています。
クレジットカードはVISA、マスターカードに対応しています。
EPOS Pay
EPOS Payは、丸井のクレジットカード「エポスカード」と連携するキャッシュレス(QRコード)決済サービス。
EPOS Payはエポスカードのユーザーにとって、使い勝手の良いシステムです。
エポスカードで買い物をすると、200円ごとに1ポイントが貯まります。
EPOS Payも同じように、200円ごとに1ポイントが付与。
他のキャッシュレス決済とは違い、クレジットカードのポイント+付与ではありません。
pring(プリン)
株式会社pring(ピクシブ)が運営するサービス。
pringはお金のコミュニケーションアプリで、「Pay」とは名前はついていませんが、QRコード決済サービスのひとつです。
スマホ決済はもちろんのこと、ユーザー同士で送受金したりチャージした金額をもう一度銀行口座に戻したりと、お金にまつわる便利な機能がたくさんあります。
銀行口座とアプリを紐づけてその都度アプリにチャージしていき、チャージや支払い、送金、口座への戻しにかかる手数料はすべて無料。
個人間送金はアプリ内もしくはQRコード利用でも行うことができるので、こういった便利なところが人気です。
pixiv PAY
ピクシブ株式会社が運営するサービス。
ピクシブは、イラストコミュニケーションサービス「pixiv(ピクシブ)」を運営しています。
二次創作、同人活動イベント用に作られたユニークなQRコード決済サービス。
レジ機能やアシスタント機能など、販売者側がイベント時に便利に使える機能があるのが特徴的。
利用方法は一般的なQRコード決済と変わりません。
支払い方法はクレジットカードもしくはコンビニでのチャージができます。
海外のpay
アリペイ(Alipay)
Alipay(アリペイ/支付宝)は中国のアリババグループの金融関連会社アント・フィナンシャルグループ(蚂蚁金服)が提供している世界最大の第三者決済 。
簡単に言ってしまうと、モバイルSuicaやモバイルnanacoに近い感じです。
アリペイの利用者数は、年々増加しているそうです!
ちなみに、このアリペイは日本人でも使うことができます。
しかし、中国での銀行口座の開設と有効な電話番号、そして実名登録が必要になります。
パスポートの写真を登録すれば使用枠も増えますが、外国人が中国で銀行口座を開設するにはビザが必要。
まとめ
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