iMacが届いて考えることは、メモリの増設ですよね。
iMacの標準メモリは8GBしかないため、性能を最大に発揮するためにはメモリ増設は必須と言われています。
購入したiMacは27インチモデルなので、簡単にメモリ増設ができるのがメリットです。
もしMac27インチを購入したのであれば、自分でメモリ増設するのをおすすめします。
今回は、Appleのマニュアル記載情報を元に注意点をまとめました。
iMac27インチ・メモリの選び方
動画編集は年数回程度であれば16GBのメモリがあれば十分だと言われていますが、Macをサクサクと動作させるなら、メモリ16GBは欲しいところです。
Appleで公開されているメモリの仕様を見てみると、iMac(Retina 5K, 27インチ, 2019)で使えるメモリの規格は以下の通りです。
- PC4-21333 260ピン
- 2666MHz DDR4 SDRAM
- バッファなし
- パリティなし
同じ容量のメモリを2枚入れることで、デュアルチャネル機能が働き処理速度があがります。
デュアルチャネルについて
デュアルチャネルにすることで、メモリのデータ処理の高速化とCPU処理性能とグラフィック性能がアップします。16GBの増設をする場合は、8GB×2枚のメモリが必要になります。
難しい用語が並んでいますが、上記の規格に適合するメモリを購入すれば増設が可能です。
せっかく増設するなら、同じ規格の容量メモリを2枚購入するか、最初から2枚セットになったメモリ製を購入したほうがいいかもしれません。
iMac2019 対応おすすめメモリ
iMac2019は、i9プロセッサ対応やストレージ容量アップなどの変化はありましたが、さほど大きなスペックアップはなくマイナーチェンジに近いイメージでした。
メモリはクロック数が2400→2666にアップしましたが、性能にさほど影響をあたえるものではないようです。
- iMac2017: 16GB 2,400MHz DDR4メモリ
- iMac2019: 16GB 2,666MHz DDR4メモリ
メモリの仕様
iMac2019 27インチのメモリ仕様についてご紹介します。
メモリスロットの個数 | 4 |
ベースメモリ | 8 GB (2 x 4 GB DIMM) |
最大メモリ | 64 GB (4 x 16 GB DIMM) |
CFD販売・iRamのメモリは、比較的価格も安くてAmazonのレビューも多いので安心して購入できます。
価格は、16GB(8GB×2)で15,000円ぐらいです。
iMac2019 27インチのメモリを購入するときの注意点
iMac2019のメモリは260ピン
iMacのメモリは260ピン。
購入するメモリに「ノートPC用」と書かれていますが、これで正解です。
288ピンの「デスクトップ用」ではないので間違えないようにしましょう。
クロック周波数は2666MHz
メモリのクロック周波数は、数字が大きいほど高性能になります。
- iMac 2017:2400MHz
- iMac 2019:2666MHz
上で紹介したCFD販売のメモリですが、Amazonの商品ページでは「DDR4 2400」と「DDR4 2666」のどちらも選べるようになっています。
規格は21333でも21300でも同じ
Apple公式の仕様ではメモリのモジュール規格が「PC4-21333」となっていますが、販売されているメモリは「PC4-21300」と表記されていたりします。
これは表記の誤差みたいなもので、どちらでも大丈夫です。
iMac27インチ のメモリ増設方法・手順
Appleサイト「iMac にメモリを取り付ける(iMac2019対応)」より引用しています。
step
1ケーブルを全て取り外す
コンピュータに接続されている電源コード、およびその他のケーブル類をすべて取り外します。
step
2画面の保護をする
ディスプレイに傷がつかないよう、やわらかい清潔なタオル (または布) を机などの平面に敷きましょう。
届いてすぐにメモリ増設する場合は、到着時の箱に画面保護用スポンジが貼ってありますので、それを使用すると傷つけることもないので便利です。
step
3安定した床やテーブルに寝かせる
コンピュータの両側をしっかり持ち、画面が下向きになるようにゆっくりとコンピュータをタオルまたは布の上に寝かせます。
step
4メモリ挿入口(コンパートメントドア)を開ける
AC電源ポートのすぐ上にあるグレイの小さなボタンを押して、メモリコンパートメントドアを開けます。
画像のように指では押せない場合は綿棒を使うと簡単に開きます。
巻が薄いタイプの綿棒であれば、綿棒にハンカチを巻くと安心です。
step
5コンパートメントドアの取り外す
ボタンを押し込むとメモリコンパートメントドアが開きます。
コンパートメントドアは取り外して脇に置いておきます。上下の向きはありません。
step
6レバーの取り外す
ドアの裏側にメモリケージのレバーと DIMM の方向が図示されています。
メモリケージの左右にある 2 つのレバーを外側に押すと、メモリケージが外れます。
メモリケージのレバーは、引っ掛けタイプ。力を入れる必要はなく少し横に広げるようにすれば外れます。
step
7DIMMメモリスロットをアクセス可能状態にする
メモリケージを開放した後、メモリケージレバーを手前に引くと各 DIMMスロットにアクセスできるようになります。
step
8DIMMメモリ取り外し
DIMMをまっすぐ上に引っ張って取り外します。
DIMMの下端部の切り欠きの位置に注意してください。
DIMMを取り付け直す際、切り欠きの向きが正しくないと、DIMMをしっかりと差し込めません。
スロットが埋まっていない場合は、取り外し手順は不要です。
step
9DIMMメモリ取り付け
DIMMを交換または取り付けるときは、DIMMをスロットに差し込みカチッと音がするまでしっかり押し込みます。
下図のDIMM スロットは、iMac (27-inch, Late 2013) および iMac (Retina 5K, 27-inch, Late 2014、Mid 2015、Late 2015) のものです。
下端部の切り欠きが右寄りになる向きで DIMM を挿入する必要があります。
iMac (27-inch, Late 2012) および iMac (Retina 5K, 27-inch, 2017) の場合は、切り欠きは下端部の左寄りになります。
機種によっては下端部の切り欠きが右寄りの場合もありますので注意してください。
step
10レバーを戻す
すべてのDIMMを取り付け終わったら、メモリケージレバーを手ごたえがあるまで元の位置に押し込みます。
step
11挿入口(コンパートメントドア)を戻す
メモリコンパートメントドアを元に戻します。
コンパートメントドアを取り付ける際には、ボタンを押し込む必要はありません。
step
12Mac起動をさせる
コンピュータを正しい向きで置きます。
電源コードやその他のケーブル類をすべて接続して、コンピュータを起動してください。
メモリ増設後は”メモリの初期化”が終わるのを待ちましょう!
メモリを差し込んだら電源を入れて、メモリの認識文言が表示されて起動したら完了!
電源を入れてもすぐ起動せず画面が真っ黒でなにも表示されないとパニックになるかもしれませんが、電源を入れて約1分程度待機すると無事起動することができます。
注意
メモリを増設した後や DIMM を入れ替えた後ではじめて iMac の電源を入れると、メモリの初期化が行われます。
この処理には 30 秒以上かかることがあり、終わるまで iMac のディスプレイは暗いままになります。
メモリの初期化が終わるまで待ちましょう。
iMacでメモリが認識されているか確認メモリ取付完了後、
Apple() メニュー >「この Mac について」の順に選択し、増設したメモリがiMacで認識されているかどうか確認して完了です。
さいごに
動画編集の利用頻度が高くなければ、メモリは16GBで十分だと言われています。
ただし長年使用すればそれだけパソコンの動作は重く遅くなるので、資金に余裕があるならメモリに奮発するのがおすすめです。
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