こんにちは、ふるさと納税を最近やっと理解したゆる主婦モコです 🙂
ふるさと納税って聞いたことはあるけれど、どんなものなのか何がオトクなのかわからないという方も多いのではないでしょうか?
私も「納税」というくらいだから、「何だか損になるものだよね‥」と思っていましたが、実は身近に感じるオトクな心温まる制度だということがわかりました。
今では主人と返礼品をどれにしようか楽しく迷いながら、ふるさと納税の制度を活用しています。
この記事では、難しくないふるさと納税の魅力と仕組みをわかりやすく解説していきます。
ふるさと納税をやってみたいけれど難しくて何をどうすればいいのかわからない、ふるさと納税の仕組みがわからない方は、最後までじっくり読んでみてくださいね!
ふるさと納税ってなに?
周りではあまり聞かないけれど、「ふるさと納税って本当にやっている人っているのかな・・・」と思いませんか?
でも実は市場規模はかなり拡大しています。
ふるさと納税は平成20年から始まりました。
総務省の平成29年度のデータでは「ふるさと納税」を利用した人は225万人以上で、ふるさと納税された総額は約2,540億円だそうです。
ふるさと納税の利用者、総額ともに毎年増え続けているんです!
テレビや雑誌、ネットなどの特集があったりクレジットカード決済が便利に使えるようになってきたのも市場が伸びた理由でしょう。
また平成27年(2015年)1月以降に控除額が2倍に増えました。
それまで2万円までしか寄付できなかったのが4万円まで寄付ができるようになったのも、利用者が増えている理由のひとつかと思います。
ふるさと納税の仕組みは?
ふるさと納税ってよく耳にしますが、一体どんなものなのでしょうか。
ふるさと納税の仕組みは、自分が好きな地域(都道府県・市区町村)に寄付することをいいます。
地方自治体に寄付をすることで税金が控除され、実質2,000円の負担で豪華な返礼品がもらえるオトクな制度です。
なぜこのような制度が始まったかというと就職や都会に行くと税金が都会に集まってしまいます。
そうすると生まれ育ったふるさとの税収は減ってしまうわけです。
今は都会に住んでいても自分を育んでくれた「ふるさと」に自分の意思で少しでも納税できる制度があってもいいのではないかという思いでできたのが「ふるさと納税」なのです。
ふるさと納税の魅力的なポイント
心温かいふるさと納税ですが、魅力的な点3つを解説していきます。
①魅力的な返礼品がもらえる
寄付をするとその寄付したところの特産品などをもらうことができます。
たとえば、高級ブランド米や最高級A5ランクの肉や新鮮な魚介類、ジューシーなフルーツなどから選ぶことができます。
最近ですと、家電や旅行券、日帰り温泉感謝券などの返礼品がたくさんあるんですよー
寄付をしてステキなプレゼントがもらえちゃうなんて、なんてうれしい制度なんでしょう!
②自分の好きな自治体に寄付ができる
寄付する自治体は、自分が住んでいる市区町村でなくてもOKです。
全国の都道府県や市区町村の好きなところに寄付ができます。
「子供の頃に住んでいた町」や「旅行で行く好きな街」「被災地を応援したい!」という気持ちで好きなところに寄付できるのがいいですよね。
③税金が安くなる
寄付した金額から自己負担額2,000円を除いた金額が今年の所得税と住民税が安くなります。
2,000円は手数料だと考えるとわかりやすいかもしれません。
例えば10,000円を寄付したら8,000円分の所得税と住民税が安くなりますので、実質2,000円の自己負担額で寄付ができるということです。
また寄付した自治体が5ヶ所以内であることが条件にはなりますが、確定申告を行わなくても自動的に翌年の住民税が安くなるワンストップ特例制度ができました。
メディアなどに取り上げられると利用者が増えて、手軽に手続きが簡単になってきたことで、ふるさと納税がより身近になってきたんですね。
ふるさと納税で気をつけること
ふるさと納税を行う上での注意点をまとめましたので詳しくみていきましょう。
寄付金の目安を知る
ふるさと納税の仕組みがわかってきたから、「たくさん寄付しちゃおう!」と思いたくなると思いますが、ちょっと待ってください!
ふるさと納税は納税義務があるわけではなく、自分の意思で行う「寄付行為」なのでいくらでも無限に寄付ができます。
でも自己負担額2,000円を除いた「寄付金の全額」を税金から控除しようと思ったら、コツが必要になってきます。
それは、所得によって税金の控除額に上限があることです。
限度額を超えると純粋な寄付になります。でも純粋な寄付でも問題はありません(笑)
でも損をしないでオトクに寄付をしたいと思うなら、寄付金額の目安を知っておくことが大事になります。
寄付金の目安を知るには
寄付金の目安を知るために総務省の「ふるさと納税ポータル」を参考にしてみましょう。
下記の表は、抜粋した表です。会社員で給与収入がある方は、自分にあてはまる家族構成と収入から寄付金額の目安を確認していきましょう。
ふるさと納税を行う方本人の給与収入 | 独身または共働き | 夫婦または共働き+子1人(高校生) | 共働き+子1人(大学生) |
300万円 | 28,000円 | 19,000円 | 15,000円 |
400万円 | 42,000円 | 33,000円 | 29,000円 |
500万円 | 61,000円 | 49,000円 | 44,000円 |
600万円 | 77,000円 | 69,000円 | 66,000円 |
700万円 | 108,000円 | 86,000円 | 83,000円 |
800万円 | 129,000円 | 120,000円 | 116,000円 |
900万円 | 151,000円 | 141,000円 | 138,000円 |
1,000万円 | 176,000円 | 166,000円 | 163,000円 |
1,500万円 | 386,000円 | 374,000円 | 370,000円 |
2,000万円 | 560,000円 | 548,000円 | 544,000円 |
ふるさと納税を行う方本人の給与収入 | 夫婦+子1人(高校生) | 共働き+子2人(大学生と高校生) | 夫婦+子2人(大学生と高校生) |
300万円 | 11,000円 | 7,000円 | ー |
400万円 | 25,000円 | 21,000円 | 12000円 |
500万円 | 40,000円 | 36,000円 | 28000円 |
600万円 | 60,000円 | 57,000円 | 43,000円 |
700万円 | 78,000円 | 75,000円 | 66,000円 |
800万円 | 110,000円 | 107,000円 | 85,000円 |
900万円 | 132,000円 | 128,000円 | 119,000円 |
1000万円 | 157,000円 | 153,000円 | 144,000円 |
1500万円 | 362,000円 | 358,000円 | 346,000円 |
2000万円 | 537,000円 | 532,000円 | 521,000円 |
いろいろな家族構成のパターンがありますが、控除額がまったく異なることがわかります。
同じ年収400万円でも独身の方は42,000円、共働きで大学生の子が一人いる場合は、29,000円になります。
寄付金の目安は、配偶者控除や扶養控除などの税制上のメリットを既に受けている人は、寄付金の目安額が低くなります。
税金をたくさん納めている人の方が、メリットも大きくなるというわけですね。
限度額はあくまでも目安
納税額は、1月1日~12月31日までの所得金額によって決まります。
なので「今年の年収はだいたいこれくらいかな?」と予測をたてながら、限度額の目安額を計算します。
入ってくるものがわからないと出ていくものもわからないというのが「税金」なんですよね。
注意点としては収入が極端に増えたり減ったり、扶養家族の状況が変わったり医療費控除や住宅ローン控除が発生すると自己負担額が2,000円で済む寄付金額の上限が下がることです。
例えばですが、「限度額が40,000円だから39,980円まで寄付をしよう!」とギリギリの金額寄付をすると、結果的に実はただ寄付をしただけになったなんてこともあります。
個人の状況によって目安額が変動することもありますので注意してくださいね。
また自営業者、年金受給者の方にはこの表は対応していません。計算方法がまったく異なりますので、お住まいの自治体の課税課に問い合わせをしてみましょう。
源泉徴収票や課税所得証明書、扶養家族の有無などを伝えれば目安額を説明してくれます。
ふるさと納税サイト「さとふる」でも「控除額シュミレーション」することができますので、ネット上で自分の上限額を確認してみてくださいね。
ワンストップ特例制度とはどんなもの?
ワンストップ特例制度は、寄付したあとに「寄付金税額控除に係る申告特例申請書」を寄付した自治体に送付することで、自動的に税金が安くなる制度です。
利用できる人はもともと確定申告が必要のない年収2,000万円以下の会社員の方で、自営業の方は適用になりません。
寄付した自治体が5カ所以内と一定の条件を満たす人が条件となっています。
給与所得が2,000万円を超える人、給与を2カ所以上からもらっている人、株で損をして損益通算の申告をする人、副業収入が20万円以上の人、医療費控除や初めて住宅ローン控除の申告をする人もNGです。
「寄付金税額控除に係る申告特例申請書」を提出する時には、以下の書類も必要となります。
- マイナンバー個人番号カードの両面コピー
- マイナンバー通知カードのコピーと身分証明書のコピー
- 個人番号が記載された住民票のコピーと身分証明書のコピー
「こんなに書類があるの?」と思いますが、各自治体に必ず送付が必要になります。
運転免許証やパスポートがない方は、通知カードのコピーや個人番号が記載された住民用の写しだけでは本人確認ができません。
ふるさと納税でワンストップ特例制度を活用するためにも、早めに個人番号カードを発行してもらうのがいいと思います。
ふるさと納税の申し込みから受け取りまで
「ふるさと納税をしてみたいけれどやり方がわからない」という方のために、実際のふるさと納税のやりかたを解説していきます。ぜひ参考にしてくださいね!
寄付する金額を決める
まずは自分が寄付できる目安額を確認して寄付額を決めましょう。
寄付する自治体をどこにするか決める
自治体の殆どが返礼品を用意しています。お米や肉、魚フルーツなどの特産品が人気となっていますが、返礼品で決めるのもいいですし、自分がいいなと思った所に寄付するのもいいと思いますよ。
寄付を申し込んでみる
寄付したい自治体が決まったら、電話、FAXやメールで申し込みができる以外に今では便利にネットでも申し込みができるようになりました。
ワンストップ特例制度を適用する人は、申し込み時に必要書類が必要なことを伝えておきましょう。
寄付金を納付する
寄付金の納付方法は、銀行振込の他、コンビニやペジー決済、クレジットカードでの決済ができます。
自治体によって異なりますので確認をした方がいいですね。
返礼品が届く
返礼品は早いところで2週間くらいで届くものもあります。フルーツや野菜などの旬のものや人気があるものは数ヶ月待つこともあるようです。
少し待つこともありますが楽しみにして待ちましょう!
「群馬県草津町」に寄付した時は、確か2週間ほどでくさつ温泉感謝券が届きましたよ。
つい先月、くさつ温泉感謝券をオトクに使って旅行に行ってきました。
オトク感を感じられると旅行がさらに楽しくなりますよね(笑)
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翌年度に確定申告をする
ワンストップ特例制度を利用しない人は、1月~12月分のふるさと納税の寄付金額を翌年に確定申告をします。
翌年2月16日~3月15日の間に所轄する税務署に忘れずに申告をしましょう!
税金が安くなる
ワンストップ特例制度を利用した人は、自動的に翌年の住民税が安くなります。
またワンストップ特例制度を使わずに確定申告をした人は、その年の所得税が還付されて翌年の住民税が安くなります。
少しでも安くなるのであればうれしくなりますよね。
ふるさと納税は簡単!実際にやってみよう
ふるさと納税の仕組みはなんとなくわかりましたでしょうか?
では次のステップとしてふるさと納税のやりかたを解説していきますね。
はじめてのふるさと納税はCMで有名な「さとふる」がおすすめ
ふるさと納税に興味を持ったのはいいけれど「どこでどうしたらいいのかわからない」「オススメのサイトがわからない」など悩んでしまう方も多いかと思います。
でも安心してください!
そんなあなたにおすすめなのがCMでも有名なふるさと納税サイト「さとふる」です。
さとふるは、ネットで簡単にふるさと納税ができるサイトとして、2年連続でふるさと納税サイト認知度No1,利用意向No,1に選ばれました!
画面の使いやすさが特徴ですのでスマートフォンから申し込みをしてもストレスがありません。
そしてさとふるなら、ふるさと納税控除上限額シュミレーションが簡単なんです。
- 所得額と家族構成を入れるだけの「簡単シュミレーション」
- 源泉徴収票を見ながら入力する上級者向けの「詳細シュミュレーション」
の2つがあります。
返礼品が種類が多くて絶品の和牛ステーキやかに、特産フルーツなどの魅力ある返礼品ばかりで、どれにしようか迷ってしまいます(笑)
たくさんの返礼品があって迷ってしまいますが、たくさん種類があるからこそネットショッピングのような感覚でオトクで楽しい節税ライフを楽しむのもいいですよね。
さとふるなら、ふるさと納税の申し込みも簡単にできるので、初心者の方でも安心してふるさと納税をすることができますよ!
さいごに:楽しくてオトクなふるさと納税
ふるさと納税について少しは身近に感じることができましたでしょうか?
自分の好きな市区町村を応援・感謝ができる、返礼品がもらえる、自分の納めた税金の使い道を指定できる「ふるさと納税」の魅力はさまざまですが、申請も難しくないですしオトクに楽しめると思うとワクワクしますよね。
魅力な点がたくさんあるふるさと納税ですが、上限額ギリギリまで寄付するのではなくゆとりを持って寄付をするようにしましょう。
納税していない専業主婦の方が寄付をしても税金が安くなるわけではないので注意してくださいね。
この場合は納税者である旦那様が寄付する形で行ってくださいね!
主人がよく利用しているふるさと納税サイトは「ふるさとチョイス」や「さとふる 」「ふるなび」です。
特にふるなびは、Amazonギフトコードが1%もらえるキャンペーンを実施中なのでさらにオトクになっています。
ふるさと納税に難しいイメージがあった方も簡単な手続きでできますので、ぜひチャレンジしてみてくださいねー!